ハウスメーカー選びで失敗する原因について

注文住宅は建築を依頼するハウスメーカーや工務店の選び方によって成功か失敗のどちらかが決定されるといっても過言ではなく、建てた後に後悔したくない人は十分に時間をかけて業者選定をすることが大切です。自分に合ったハウスメーカー・工務店選ぶためには、業者選定の際に失敗する原因を知っておくと役に立ちます。ハウスメーカー選びで失敗する原因として、商品の価格帯(坪単価)やタイプを考慮していない・モデルハウスや実邸の見学をしていない・入居後の自分のライフスタイルを考慮していない、の3つが挙げられます。

新築のマイホームを購入する場合は、最初に手元の貯金や年収などを考慮して資金計画を立てる必要があり、購入できる住宅の価格帯が決まります。ハウスメーカーや工務店は会社ごとに主力商品の価格に違いがあるので、自分が購入したい価格帯の住宅を得意とする会社を選ぶべきです。例えば、住宅用の資金が少ないのに高級住宅を得意とするハウスメーカーを選んだり、お金に余裕があるのにローコスト住宅メーカーに依頼すると失敗の原因になります。価格以外にも会社ごとに得意・不得意分野に違いがあり、純和風タイプの木造建築を得意とする工務店に洋風の建物を依頼すると間取りの設計で後悔するかもしれません。

ハウスメーカーや工務店を選定する場合は、カタログを取り寄せたり会社の営業マンに会って話をするなどして会社の得意分野や商品を調べる必要があります。ただし、会社についてどんなに深く調べたつもりでも実際にその会社が手がけた物件(実邸)を見ない限りは“机上の空論”になってしまい、使い勝手や内外装の雰囲気を知ることができません。実邸やモデルハウスを見ずに建築を依頼すると、自分の頭で思い描いていた住宅の姿と大きくかけ離れていた、といったことが起こります。特に間取りは図面を見ても分かりにくいので、実際の建物を見たり実際に体験するなどして調べることが大切です。

資金計画を立てたり各ハウスメーカーや工務店の情報を集めて会社選びをすることばかりに没頭しすぎると、自分に合った会社を見つけることができなくなってしまう恐れがあります。評判や商品の良し悪しを判断することは大切ですが、各ハウスメーカーにはそれぞれ家づくりのコンセプトやポリシーがあります。業者選定の段階から完成した住宅に入居した後の自分の生活を思い描くようにして、会社の理念やコンセプトと一致しているかどうかを判断することが大切です。